高山の街から、少し北に下ったあたりに飛騨民俗村『飛騨の里』はあります。
合掌造りなど、飛騨各地から古い民家や用具などが、そっくり移築されて作られた一大施設。ここが、
広くてびっくり。建物がいくつかある位かと思っていたら、広い敷地に池も川の流れていて、四季折々
の自然が楽しめます。全部くまなくまわっていたらは半日かかりそう。でも、重要文化財に指定されて
4つの建物のみのショートカット散策でも、充分満喫できました。
圧巻だったのが、白川郷にある合掌造りと同じ構造の「旧若山家」。で、でかい。。。中にあるいろり
を囲んで、ボランティアの方が説明をして下さいました。雪深い飛騨では3世代4世代5世代、家族が
一緒になって住居を共にしていたらしく、ひとつの家に20人〜50人住んでいたそうです。へぇー。
話をしてくれたおじさんは、定年後にボランティアでガイドをしているそう。外国からの旅行者には
英語で対応されていて。今回、いろいろな場所でボランティアガイドの方を見かけました。ただ見に
行くだけではわからないためになるお話、それがいわゆる仕事みたいに堅苦しい感じがなくて、
とっても良かったのです。横浜の三渓園でもお話を伺ったことはありますが、もっとたくさん色々な
観光地で増えるといいなぁ。それとも私があるけど知らないだけなのかな。
1 入り口です。
2 タイムスリップ気分。
3 合掌造り。青空がキレイです。
4 想像していたよりずっと大きい。二階にも上がれます。
5 意図せずアート。
6 長い歳月を経て、屋根に綺麗に苔が。
7 雪が降る季節は、また味わい深い風景になりそうです。
8 季節の木花や野花もたくさん。散策するだけでも心が癒されます。