仕事終わって羽田に直行。
18:00発のJAL341便に乗って、福岡空港に到着したのは20時。空港から近いのが博多の
ステキなところ。地下鉄で15分、天神のホテルにチェックイン。
ホテルモントレ系のラ・スール福岡は、サインやピクトもスタイリッシュ。連想したのは
青森県立美術館と東京新国立美術館。タイル張りの洗面所もデザイナーズホテルみたいで。
21時から、博多たべあるき3時間勝負。3軒のお店をハシゴして、博多おでん、博多餃子に
屋台のラーメンで締め。つまみ食いながら、博多の夜満喫…。
最終日、空港へ行く前にもうひとつの博多名物、もつ鍋も制覇。食べ過ぎ…。
『おでん はやし』
福岡市中央区赤坂1-9-1
『danchu』に掲載されていた赤坂の古いビルの昭和の香りがする地下飲食街にたたずむおでん屋。さん。おばあちゃん姉妹があたたかく迎えてくれる店内も昭和の香り。でも、どうやら他にお店があったのが移転したらしい。カウンターでいただいたおでんは甘めの優しい味。さつまあげ・ちくわ・大根・ぎょうざ巻・シュウマイ巻・卵・エノキ・キャベツ巻・おば揚を。瓶ビール一本と美味しいなますのお通しがついて確か4000円未満。
おしながきに値段は書いていないけれど、とっても安い会計にびっくり。特筆すべきはレタスとえのきなどの生野菜。注文の後に、だし汁でさっと煮て唐辛子を一振り。さっぱりしていて美味。もやしは人気らしくすでに売り切れ。残念。
『天神さん 花山』
福岡銀行本店裏
箱崎の屋台「花山」の暖簾分けの屋台だそう。大将は一見コワモテだけど、優しく
あたたかい語り口。お店に写真が張ってあった小さな息子さんは、夕方にはお店に
来ているそう。この日は会えなかったけれど、家族経営のアットホーム屋台。
店主曰く「たまごたまごだからあんまり良くないんだけどねー」な「めんたい卵焼
き」は、半熟の卵と明太子の絡まりが絶妙で。
締めに頂いたラーメンはさっぱり系でスープが美味しい。屋台は裏を通るとダシの香りがもろにするので、いい店かそうでないかがわかると大将。なるほど。
『もつ鍋 万十屋』
福岡市早良区田村1-12-10
こちらも『danchu plus』に掲載。
博多中心部からは結構離れた場所。そばに川が流れる田園風景にどん
と大きな建物。想像を超えて、見た目も内装もチェーン居酒屋風。
創業60年を超えるというので、移転・拡張して今のお店になったの
だろうけれど、支店などはどこにもなく、日本にここだけ。
店内はテーブル席&広い座敷。日曜15時でそこそこ入っていたので、
夜はすごいにぎやかになるんだろうな。おばちゃん店員ばかりの、
庶民的であたたかいサービス。
メニューは至ってシンプル。一人前1260円のもつ鍋は、ピリ辛風味
の今まで食べたことないも味。残りのスープでちゃんぽんを食べて、
最後はご飯と卵を入れて石焼ビビンパ風にするのが定番
らしく、確かにどっちも美味。
もつの臭みとか全然なく、ぱくぱくいけます。
『テムジン大名 大名本店』
福岡市中央区赤坂1-9-1
市内のあちこちにある餃子チェーン店の本店。
木曜の23時近いというのに盛況の店内。大学生もいれば、50過ぎのサラリーマンも。
部署で帰りに寄りました的な年齢性別まちまちのグループもいくつか。
そういえば、東京では不景気になる前から、会社帰りに皆で軽く一杯なんていうのは、
どんどん減っていっている気がするのに、博多はその空気が残っている気がする。
一皿10個の餃子は小さめで、一皿二皿は軽くイケます。パラパラな焼き飯も美味。
赤いかまぼこの細かいのが入っているのが、なんだか九州っぽい。
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