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百年の家 ときえだ

 大分県宇佐市安心院町且尾206

 0978-44-0811(tel&fax)

 ※リンク先はNPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会HP内

一時間程の一次発酵の間、近くのワイナリーに行って来たら〜と勧められて、

そんなにワイン好きではない主人と下戸の私が、半強制的にワイナリーへ(笑)。

10分もかからず到着したのは『安心院葡萄工場』。高台の高原に広がる大きな

大きなワイン工場。お土産屋さんでは地元食材なども売っていて、結構楽しめて。


お風呂は、車で3分程の共同浴場へ。ワイナリーから戻ってパンを成形して、

二次発酵のタイミングで行って来たら〜と、こちらも半ば強制的に入浴時間(笑)


向かったのは『佐田温泉 老人憩いの湯』。銭湯ではなく、ちゃんと温泉。

一般利用料金270円。安い。ちなみに若くても入れます。地元の方達ばかりの

お客さんの中で、ロビーでおばちゃんが優しく話しかけてくれたり。

離れの米蔵に宿泊。

こたつを囲んで家族でごはん。

朝ご飯もおとうさんとおかあさんと一緒に。ごはんとお味噌汁。めざしときんぴらとおひたし。産みたて有精卵の目玉焼き

は黄身こんもり。なにげなくて普通であたたかいお家ごはん。


その日は、近くの山で一年で一度のお祭りがあるというので出掛けて行く。

お祭りと言っても、やぐらも屋台も出ていない、日本のムラの本当のお祀り。この土地で神様として祀っている巨石の前で、

一年に一度とりおこなう儀式。神主さんの祈りの言葉のあとは、披露された巫女さんの舞。設置されていたパイプ椅子には

市長や町議の方でしょうか、花バッジをつけた来賓の方が15人程…。ちょっと寒そう。


ひととおりのの儀式の後は、紅白のお餅巻き、おにぎりや甘酒の炊き出しが。あやかって私達も頂きました。集まっていた

子供たちとほとんどの大人にとってのメインイベントは、この後の山登り。イベント的に、一年に一度しか開山しないそう。


リュックをしょったコドモ達、楽しそう。外の人はすぐわかるのでしょうか、私達知らない人に、子供達は元気に挨拶して

くれました。やさしい〜。この地域の小学校は全校生徒46人。6年間同じクラスで過ごすクラスメイトは、家族と同じ存在

になるとか。もちろんイジメとかもないだろうな。


家に帰って、ときえださんに最後のご挨拶をして、一路福岡へ。今日は暑いくらい。昨日の雪はなんだったんだろう。

九州は奥が深い。途中でナゾのサル軍団に遭遇しながら、北九州空港ICから高速に入り、福岡到着15時。


早めの夕食か遅めの昼食か、最後の九州ごはんは、中心街から少し離れた早良区のもつ鍋屋へ。

福岡空港での充実おみやげラインナップも満喫して、旅終了と相成りました!

大分県は安心院(あじむ)町にて「農泊」を。


安心院町が共同して起こしている農家体験事業。日本の中でも安心院町

はその先駆者的な存在だそう。普通の一般家庭に宿泊し、畑仕事などの

農業などを家族と一緒に体験できます。


今回お邪魔した時枝さん宅は、明治28年築の旧家。素敵にリフォーム

されながらも、昔の雰囲気も残している広い広い日本家屋。


ご主人と奥様は「おかあさん」「おとうさん」としか呼びようがなく、

親戚の家に泊まりに行ったような雰囲気。でもおかあさんもそのつもり。くつろいでってね〜、お茶とかセルフサービスで入れてね〜と。豪快で、

でもあたたかいおかあさん、優しさ溢れるおとうさんのおもてなしに、

すっかりのんびりして。

夕食の準備はおかあさんとおとうさんの共同作業。一緒に私達もお手伝い。

ごちそうです。大分郷土料理のだんご汁は、おかあさんオリジナルのカレー仕立

てで。お煮染め、新鮮なお魚のお刺身、生こんにゃくのお造りなどなどの、あた

たかい家庭料理。焼いたパンも一緒に食卓に(笑)


こたつを囲んで、おとうさん、おかあさん、娘さんと5人で夕ご飯。なにげない

話をしながら。ご飯の後は、お茶飲みながらNHKのど自慢大会グランプリなんて

みんなで見て。ほっこり、ゆったりの晩餐。   

夕食後、作ってくれた湯たんぽと布団を抱えて、隣の離れへ。

普段は母屋の一室で休む事が多いようですが、今夜は冷えるからとこちらを勧めて

頂いて。米蔵を改造した離れはこたつといろりがある素敵な造り。ロフトも。


まだ22時前だけれども、他にやることもないので就寝…。

まだ22時前なのに、とっても静か。空には東京の100倍くらいの数の星が。


朝はニワトリの鳴き声で起床。隣に洗面所とトイレがあって、洗面所は全面窓。

朝日を浴びながら、緑と空を眺めながらのハミガキ。

ときえださんでできる体験で一風変わっているのは、おかあさんと

一緒につくる手作りパン。おかあさんは村の市場にも出荷している

という本格派。せっかくなので早めの14時におじゃまして。


自宅のパン工房…というか、ごちゃごちゃ物が載ったままの(笑)

普通の台所のテーブルで、二人で手ごね開始。

「パンはざっくりとできるのよ〜」と、記憶と感覚でざばざば材料

を投入するおかあさん。一グラム単位、スケールで計量していくの

とは別物の、ざっくりなおかんの手作りパン。でも、台所の奥には

一般家庭にはあまりないリンナイのガスオーブン!


焼き上がった、手作り芋あん二種とチーズを入れたパン20個。

ちょっと不揃いでぶかっこうなパンはとっても美味しくて。その日

の夕食と朝食に、残りはおみやげに。

翌朝、おかあさんはまたパンを焼いていました。

パン作り体験。

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