公共交通機関で行く日帰りの旅その2
長瀞 −ながとろ−
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2009.11.28
 

  

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長瀞町観光協会のHPで発見した「わたしの桜」プロジェクト。

管理費用として一万円を納めると、町内に植樹される桜に名前

とメッセージが記されたプレートが掲げられるというもの。


実際にはなかなか行けなくても、成育状況なども都度聞くこと

もできるそう。桜の所有権は観光協会にあるので、自分のもの

サクラ咲く町

「ながとろ」って実は知らなかったんです。読めなかったし。

今回の旅は生後4ヶ月の娘と一緒に、というのが第一条件。

アクセスが良くて料理が部屋で頂ける温泉付きの旅館、という

ワガママ条件で検索していて、たまたま見つけた場所。


調べてみたら、NHKの朝ドラの舞台になったともいうし、

行ってみたら、 老若男女、外国人、観光客の多さにびっくり。

桜と紅葉の名所だけでなく、温泉やライン川下り、アウトドア

でもインドアでもゆったり楽しめるスポットがいっぱい。

商店街は、こじんまりながらもあたたかい活気があって。新鮮

野菜やお手製の豆の煮物、打ち立てそばなどをお土産に。町の

人達の雰囲気がなんだかほっとする。電車の都合もあって往復

なんでもあるかも

全室から川の眺望が臨める老舗旅館は駅から徒歩一分。

日帰りプランは、昼食、露天風呂、三時間の客室での休憩込み

で五千円。宿泊は二万円以上するこの旅館でこれはお値打ち。


川と紅葉を眺めながら露天風呂を楽しんだ後は12畳の和室に

お弁当が運ばれてくる。ボリューム的には割と控えめな内容

だったけれども、子供連れでも気兼ねなく楽しめる部屋出し

の食事でゆったりな気分。赤ちゃん用マットを用意してくれ

たりと旅館の方達のあたたかいもてなしが嬉しくて。

旅館『長生館』
埼玉県秩父郡長瀞町長瀞449 /0494-66-1113http://www.choseikan.com/shapeimage_9_link_0

渋谷からJR湘南新宿ラインで熊谷へ。休日750円のグリーン

車で旅気分も倍増。池袋を過ぎるとガラガラになるので、新

幹線よりゆったりできるかも。


熊谷で秩父鉄道に乗り換え。この秩父鉄道の雰囲気がなんとも

良くて、観光客とふだん使いのお客さんの割合が半々くらいの

列車に揺られ、のどかな田園風景をゆっくり走っていきます。

長瀞までのアクセス
武../mainoriginal/home.html../mainoriginal/home.htmlshapeimage_17_link_0

ちなみに、一時間に二本くらいなので、

行きも帰りも時間を調べていった方が

いいですよ。


おすすめなのが一定区間乗り降り自由の

「秩父路遊々フリーきっぷ」。周辺施設

の割引のおまけつき。熊谷〜長瀞なら、

単純往復運賃より安かったりします。

になるわけではないのだけど、除草や

消毒などの管理もしていただけるうえ、

桜の木が一本一万円というのは破格。

10年以内に枯れてしまった場合も保証

していただけるというのも安心。


早速、昨年誕生した娘の名で申込み。

植樹されてまた行くのが楽しみに。

4時間かけて滞在時間が

3時半だったのが残念!

次回は泊まりもいいな。