まるたけhome
ふだん使いの石けん、果物フォークや家の鍵ケース、急須の口を洗うブラシ…。ともすると生活
感が漂うものだから、京都で買ったおみやげにしてみると、それだけでちょっと優雅なキモチに。
人が。ここはグラフィック工芸家の井上
由季子さんが主催するギャラリー。この
日は、あたたかい空気の中、それぞれの思いが込められた『箱市』が開催中で。
条城近くの雑居ビルの上、こんな
ところに?のスペースには沢山の
竹細工専門店。ざるや花器
からカトラリーまで、あり
とあらゆる竹細工。スダレ
調のコースターは、グラス
にも花瓶にも愛用中の一品。
扇子専門店。柄も大きさも
豊富な扇子も、店内の空気
もとっても上品。柄を留め
る紐に付いている「宮脇」
の飾りがちょっと誇らしい。
髪飾り専門店。祗園の舞妓
さん芸妓さんを長年見守っ
てきた風格が。色とりどり
のかんざしやツゲの櫛、椿
油など女子ゴコロにぐっと。
箒・ブラシ専門店。ずっと
変わらないであろう昭和の
雰囲気。上品な女性店主の
方とお話しながら、自分好
みにしなる一本を探しても。
香専門店。こちらのお香は
東京でも購入できるので、
本店で買うのはちりめんや
友禅で作られた「匂い袋」。
香道模様の包み紙も素敵。
『俵屋旅館』で実際に使用
しているアメニティのお店。
一番のお勧めは上品な香り
と泡立ちがいい『俵屋せっ
けん』。実は花王マーク付。
がまぐち専門店。様々な形
や大きさのがまぐちが、所
狭しと並んでいて。柄も一
つ一つ違うので、宝探し的
感覚でおみやげを選んで。