10時15分成田発のコンチネンタル962便に乗って数時間。14時過ぎにグアムに到着。

トランジットだけなのに、出入国カード書いて入国審査。ものものしいね。

パラオへのフライトまでは4時間の空き。せっかく入国したんだし、

グアム来たことないし、と空港外に出てみることに。単に貧乏性なのかしら。

バタバタするかと思いきや、ゆったりちゃっかりグアム滞在も楽しむことが出来て。

グアム空港から街中へのエアポートバスはなく、旅行会社やホテルでの手配がない

個人旅行者の街中への移動手段はタクシーのみ。むむむ。

そんなに大勢乗るなら2人位増えてもわからないんじゃ〜と、JTBのバスを横目で

見つつ、インフォメーションのおばちゃんに聞いてみたら、

歩いて30分位だけどタクシーだと30ドル位かな〜と。

目的地のマリオットは空港から見えていたし、

お茶しに行くだけで往復60ドルは高いなぁと、てくてく歩いてみることに。

（追記：ボラれることもあるようですが、実際の相場は15〜20ドルとか）

旅行カバンを抱えて15分程歩いても、いっこうに街に近づく様子もなく。

歩行者皆無のハイウェイを歩くアヤシい日本人二人。古いけれど気分は猿岩石。

引き返すにも15分。途方に暮れかけたところに停まった一台のピックアップトラック。

「乗って行きなよ！」ステキ！蜘蛛の糸！

グアム在住の三人家族は偶然にもパラオ人。降ろしてくれたマリオットまでは、

空港から3マイル以上あった気が。徒歩30分じゃ無理だよ…。大感謝〜。

オーシャンビューのカフェで、チョコレートフォンデュ付きのデザートビュフェとスープ、

ビールでゆったり。ちょうど食事をしていたら夕焼けの時間に。来て良かった〜。

空港までは、コンシェルジェのご好意で宿泊者と一緒にシャトルバスに乗せてくれて。

実質2時間でも、トランジットグアム立ち寄り、大満足。

18時55分グアム発CO955便。超えたタイムゾーンをまた戻って、日本時間と同じパラオに到着。

空港まで迎えに来てくれたノブコさんポールさん夫妻。はじめまして！

ノブコさんオススメのホテル、キャロラインズリゾートまで送って頂いて。

夜とはいえ、真っ暗で何も見えない上に、途中で舗装されていない道になりガタガタ進む車…。

ひょっとして随分山奥まで来たんじゃ…？

到着したホテルのロビーは、こじんまりとしたロッジ風。案内されたお部屋も離れのコテージ。

ワクワク感が募ります。でも、このホテルの本当の魅力がわかるのは、夜が明けてから。

既に夜が更けていたけれども、あと数時間は私の誕生日。

お部屋にはお花、冷蔵庫には、ノブコさん達が用意してくれた料理やドリンクに手作りケーキ。

感激…。深夜のバースディパーティが始まったのでした。

ただ、これはESTAも不要だった2006年11月のことです。

出入国の制度や規制はその時の情勢によっても頻繁に改正されるようですし、あのアメリカのことだし、

現在でもトランジットの際に空港外に出られるかは未確認です。ご了承下さいね。