まるたけ商会 まるたけ海外シリーズ 夜行便勝負週末ソウル 食の巻
まるたけ商会 まるたけ海外シリーズ 夜行便勝負週末ソウル 食の巻
⑦
く
1泊3日、実質2日間のこのソウル旅行。
一日3食ときっかり決めてしまうと、食事のチャンスは6回のみ。
せっかくだからと、今回のコンセプトは「いろいろなお店で少しずつ」。
一店一品だけ頼む若干メーワクな(笑)この日本人夫婦、
はしごしたり買い食いしたりで、 入ったお店は十数店。その一部のご紹介〜。
韓国の焼肉店は、日本のように牛も豚も出すというものではなく、
「牛焼肉専門」「豚焼肉専門」「鶏焼肉専門」「ビビンパ専門」のように、
ジャンルによってすみ分けされているようです。(例外あり)
サイトや情報通の友人のアドバイスは、一貫して「 韓国では豚焼肉と鳥焼肉がオススメ」。
というのも牛焼肉は、結構高い。高級店はもとより街中のお店の看板を見ても、割といい値段。
東京には気軽に美味しく食べられるお店いっぱいあるし、鴬谷の『鴬谷園』も地元の『田園』も、
安くてとっても美味しいし、と結局食べませんでした牛焼肉。
で、まず豚。
日本だと、どうしても牛肉の方が格上で、なんだか豚は二番手のような気がしてしまいます。
「豚丼」より「牛丼」の方エライのだ、みたいな。 あの感覚は何ででしょうね。値段?味?
でも韓国の豚焼肉は、違うらしいのです。
「餅は餅屋」だ!地下鉄で向かったのは、 麻浦(マポ)。
高層ビルが立ち並ぶこのエリアには、オフィス街の片側にデジカルビ(豚焼肉)のお店が、
ずらっと並ぶ一角が。
『チョパクジプ』(①、②)
入ると、広がる座敷に地元の人々と思われるお客さんが沢山。
日曜日の昼のせいか、家族で来ている人が多いよう。それも3世代大家族。
頼んだのはデジカルビ(W7000)とごはん(W1000)。安いのに量が多い!肉、どーん、です。
二人でシェアしても、ランチにはちょうどいい感じ。
絶品のタレに漬かったお肉はたくさんの野菜、キムチ、お味噌汁(辛い)が一緒でお得。
お肉はサンチュに巻いても美味。ただ、隣のテーブルは、お肉そのままばくばく食べていました。
あ、巻かなくてもいいのね。本場の方の野菜そっちのけ感に、ちょっと安心したり(笑)
そして、鳥焼肉(タッカルビ)。
日本の韓国料理屋さんでも出すお店増えてきましたね。次のお店もやっぱり専門店。
『春川本店タッカルビ』(③)
地元のお客さんも沢山のこのお店は、チェーン店風の内装で入りやすいです。
一言でいうと「鶏肉辛み味噌炒め鍋」なのかな。
鍋というよりも深めのホットプレートが各テーブルに備え付けてあって、たっぷりの野菜も一緒に
じっくりじっくり炒めます。店員さんも何度も来て焼き加減を見てくれました。
他のテーブルでは、最後残ったタレにご飯を入れて辛みおじや風にしていて、超オイシソウ。
お腹がいっぱいになるのを恐れ、今回は涙を飲んでご飯は注文せず。。。
このお店に限ったことではないのですが、料理を頼むと付け合わせが結構たくさんついてきます。
ここでは、キムチ、キャベツサラダ、マカロニサラダ、スープが。
どのお店でもキムチは必ず付いてきて、店によって味が全然違うのでした。
食
す
観
る
①
②
④
③
⑤
⑥
『多味』(韓国粥/明洞)(④)
繁華街中心部の地下にあるお店。
メニューも店員さんも日本語OKで、日本人観光客に人気らしいです…というかお客は日本人だけ。
観光客の感想や掲載雑誌などが壁全面に貼られている店内には、
地元の人が来ている様子が皆無だったので、若干眉唾な雰囲気もあるのですが、
オーダーした「かきと野菜のお粥」「あわびのお粥」は、ダシが効いてどちらもなかなか美味。
『ヨルチャッチッ』(チヂミ/鍾路)(⑤)
ピマッコル(鍾路の裏に抜けている細い路地)で54年続く、チヂミ屋さん。
こじんまりとした食堂といったこの店では、どこのテーブルにもマッコリがあって、
にぎやかで楽しそう。テレビでは巨人戦中継していて、新宿の路地の大衆食堂みたいな感じ。
お店の人もとっても素朴で感じが良かったなぁ。お店のおばあちゃんは日本語が通じました。
海鮮チヂミ(W9000)が絶品。他も美味しそうでしたよ。
『明洞餃子』(餃子/明洞)(⑥)
小論包みたいな餃子が10個で7000W。餃子のファーストフードのような店内は、
閉店近いのに土曜の夜はお客さんでいっぱいです。ちょっと締めに餃子食べて帰る、とか、
小腹が空いたのでさくっと餃子食べて帰る。そんな雰囲気。
『神仙ソルロンタン』(ソルロンタン/ 明洞)(⑦)
こちらもファミリーレストラン的内装で、メニューも写真付でわかりやすいです。
さっぱりしていてお腹に優しいソルロンタン。
ここは営業時間が長いので、焼肉のあとや早朝にいいかも。 コラーゲンたっぷり。
写真はボードゥンスク(牛肉の蒸し物)。「牛肉の蒸し物」とメニューにあっても、
韓国料理はどの料理も野菜がいっぱいなのが嬉しいですね。一度に10品目はいけます。
⑦
赴
廻
る
ソウルは本当にカフェが多い。
オープンテラス系のカフェもあれば、チェーン系のコーヒーショップもたくさん。
日本未上陸の『The Coffee Bean&Tea Leaf』は、スタバより数が多かったかな。
ちょっとタリーズみたいな雰囲気で、テイクアウトしたクッキーが美味。
『Caffe PASCUCCI』
こちらも日本未上陸のイタリア系コーヒーチェーン。ソウル市内にも数店舗見かけました。
不必要なほどゆったりしている席でのんびりできます。大学生が資料を広げてグループワーク
できるほど、テーブルも広いです。インテリアがステキな狎鴎亭店は、どうやら韓国ドラマの
舞台にもなったようです。
当時まだ日本では行列が凄かった、『クリスピークリームドーナツ』の大きな店舗が明洞に。
なんと三階建て。こんなに必要なのかな…。食事後のデザートにと、ドーナツを2つ買ったら、
プレーンのドーナツを2つおまけでくれて一瞬焦りました。
⑧
⑨
写真の⑧はおなじみ『コールドストーン』。韓国に来ていて、こんな
に欧米系チェーンにお世話にならなくてもいいのだけど(笑)、合う
んです。焼肉やキムチの後の舌には最高に。
⑨のカフェは、ロッテ百貨店のブランド複合店舗、「AVENUEL」の
地下1F。地下は明洞地下商店街に直結しています。どこでも混んで
いる明洞ど真ん中という立地で、比較的空いているほうではないかな。
ゆったり席があって、 雰囲気が落ち着いていてオススメ。アフォガー
ドが絶品でした!
おまけコバナシ☞ 歩いている人がみな姿勢が良くて。兵役で鍛えているから?でも女性も男性も猫背皆無。みな背筋を伸ばして歩いていてステキ。