チェックアウトしてから福岡空港近くのレンタカー会社へ。
今回の私達の足は定番『トヨタヴィッツ』。色々と寄り道したいのはやまやまながら、天気予報は大雨で、湯布院へ直行。
途中から強い雨が降り始めたので、湯布院の滞在は正味4時間。御三家旅館に立ち寄って、湯布院のおみやげ街道を散策。
御三家、『亀の井別荘』『玉の湯』『無量塔』は、それぞれ雰囲気が異なって。 残念だったのが『玉の湯』。ここを訪れて
いる時、ちょうど大雨であまり見れず…。ただ、売店のセンスも3つの中ではイマイチだった印象も。勿論、旅館の真髄は
宿泊してみないとわからないとはいえ、空気だけならどれも充分楽しめて。
土産物屋が立ち並ぶメインストリートは、鎌倉の小町通りか京都の清水寺か旧軽井沢通りかのいかにも風。ま、でもそれは
それで楽しんでしまおうわれらも観光客。『菊屋』の「ぷりんどら」は意外な美味しさ。小さなパン工房『まきのや』は、
正午を過ぎていたのでほとんど売切れ。ラスイチのメープルポテトパンを買い食い。材料にこだわっていてふわふわ。
『喜多家』では「ゆずこしょうマヨネーズ」をお土産に。
15時。本日の宿泊地である黒川温泉へ。
『山荘 無量塔』
むらた、と読む。最低1泊5万円の高級旅館。
ティータイムに宿泊客でなくても楽しめる『Tan's Bar』へ。大きなスピーカーが鎮座
するヨーロッパ調の店内でアフタヌーンティー。お茶だけの利用でも、リッチな気分に
なることうけあい。
ウェイターのホスピタリティにも一級ホテル級の丁寧さと緊張感。ジーンズでは申し訳
ないような雰囲気なので、考えようによってはくつろげない印象もなきにしもあらず。
座っていても背筋が伸びる。でもステキ。
カフェの値段は、宿泊料金に比べたら意外とリーズナブルでコーヒー700円。人気のP
ロールは売切だったので頂いたカヌレセット。カリカリふわふわでこちらも相当美味。
併設ショップ『蔵拙」もスタイリッシュな品揃えで楽しめました。
『櫟の丘』
大分県由布市湯布院町川北893-1
0977-85-4007
湯布院ICからほど近い丘の上に建つピッツェリア。
店内の大きな窓から臨める、湯布院全景。
石釜で焼くピッツァは、耳の部分が適度にふわふわで美味しい。
ピッツァは7種程でハーフアンドハーフもできる。頼んだのは、
マルゲリータとマリナーラのハーフアンドハーフ。ワインに漬け込
んで焼いたスペアリブもやわらか。しかも結構なボリューム。
ご主人のあたたかな人柄が伝わるお店。店員さんの雰囲気もいい。
でも店内はちょっと食堂風。テーブルや床の内装を変えるだけで、
もうちょっと雰囲気がでるのになぁとも思いつつ、この変に狙って
ない素朴さがいいのかもしれないな。
『亀の井別荘』
こちらは併設ショップ『鍵屋』だけの利用。旅館で実際に使われているものや、
オリジナル商品の他に、色々な店舗や職人の品を取り扱っていて、湯布院みやげ
がまとめて楽しめるお店。それも、いわゆる土産物屋にありがちな大量生産系の
商品はなく、農家や個人から直接仕入れているものなど。買ったのは、生産者の
名前と住所付のぽん菓子と梅干し。ぽん菓子140円。
名物の「かぎやのおはぎ」は店内で頂けます。一つ150円。お茶も出してくれて。高級旅館なのに、気取りすぎない感じが好感度大。でも建物や入口は外から見ても趣があって素敵〜。
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