北九州3泊4日。博多空港にインアウトして、レンタカーで熊本大分へ。
私にとっては初めての博多、大分。
特に大分は、湯布院と別府と聞けば、ああ有名な温泉地、程度はなんとなく
わかるものの、自分の中でなじみのない県ベスト10以内。
そんなイメージがぼやけていた県が、湯布院にちょっと立ち寄って、
田舎のお宅に1泊お世話になっただけで、 この旅行ですっかりお気に入り。
出会った人達がステキで。
大分に限らず、九州人の気質なのか、今回の旅ではあちらこちらで交わした、
ちょっとした人とのやりとりが印象的。
屋台の大将、旅館の仲居さん、記念館の受付の方、共同浴場のおばさん、
お祭りで出会った子供たち、もつ鍋屋のおばちゃん店員…。
名前も知らないまま、一期一会な言葉のとりかわしがほとんどだったけど、
こちらがお客だから、というのだけではなく感じた「受け入れてくれる感」。
ほこほこした気持ちで、帰りの便に乗り羽田に着いたのでした。
夜に入った博多は、言ってみれば始まる旅の「前泊」。
でも3時間でしっかりちゃっかり楽しんだ博多グルメ。
博多→湯布院→黒川温泉。残念ながらの雨模様。
湯布院はいいとこどり散策して、
夜は黒川温泉の『旅館 山河』で美味しい料理と内湯はしご。
この旅館についての記事が、翌週の日経の土曜版に!
まだ余韻が残っているうちに、こういう出来事は素直に嬉しい。
朝、一面の雪景色に驚愕しながら至福の露天風呂。
大分に戻って一晩お世話になったのは、安心院の時枝さん宅。
数ヶ月前、たまたま喫茶店で見た雑誌『駱駝』の農泊特集の記事。
観光地でない地域の一般家庭に宿泊して、家族と一緒に農業体験。
ヨーロッパでは結構さかんというこの試み、
日本で特に積極的に推進しているのが、大分県とのこと。
どんな民宿とも違うであろうその空気に、すっかりのんびり。
お昼まで安心院でゆったり過ごして、福岡へ向かって旅も終了。
唯一残念だったのは、ETC割引導入の2週間前だったことくらいかな(笑)
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