まるたけhome
中京区御幸町二条下ル
075-231-0151
俵屋、炭屋、柊家。
京都三大旅館には手が届かないし、泊まれるほどの格
も身に付いていないけれど、そこまで片肘を張らずに
老舗旅館を堪能できて。
三大旅館に泊まった事がないので、比較はできないけ
れど、純和風の門構えや京和室、仲居さんや働く方の
空気を感じながら、一泊二食付きで2万円未満。
チェックインして部屋に入ると、まず仲居さんが薄茶
を立ててもてなしてくれて。おおお。
鍵、部屋の表札、お盆、急須、茶碗や湯のみや漆の器、
お箸や紙ナプキンなどなど…。ほとんどすべてのもの
が柊モチーフで『柊家別館』と印刷されている特注品。
でも、しっかり『別館』となっているのは、やっぱり
『柊家』の本家とは違うということなのかしら(笑)
上:ツツジが綺麗だった玄関先/左:祝日で日の丸が▶
掲げてあった風格の門構え/右:扉も表札も木造りで
左上:床の間には掛け軸とお花が生けてあって/右上:チェックイン後お抹茶と一緒に頂いたお菓子/
左下:朝食は桐箱に入ったお弁当風/右下:日英表記のキーホルダーも柊の葉/右半分:部屋からの景色
ある日の夕食。古さ感がある器も素敵▶
お風呂は貸切家族風呂。交代制ですが、4つあるので
時間を伝えればいつでも入れます。欲張りなワレワレ
は、夕食前と夕食後、朝食前と3回利用(笑)。それ
ぞれのお風呂によって雰囲気の違いも楽しめて。
お風呂も廊下もお部屋も綺麗に手入れされてますが、
逆に言うと、現代風にリニューアルはされてません。
私達の泊まったお部屋はバス・トイレもなく、階段も
急で妊婦はひやひやしたりも。それをおいても、ここ
でしか味わえない空気があって。
京懐石を堪能。
楽しみだった夕食は、期待以上の京懐石。
料亭で夕食だけ頂いても、結構な値段に
なるよねぇ…。広々個室だし。
一品一品旬のお料理を、お部屋でゆった
りと頂く幸せ。日本料理っていいなぁ。
朝食はお弁当仕立て。評判というご飯も
美味しくて、白米がすすむおかずにやら
れて、おひつごとお代わり。昼食がいら
なくなってしまうくらい食べて(笑)