互いの親族が東京と岐阜に集中していたのと、高齢の方が多かったのもあり、新婚旅行から帰って来た5月末、

岐阜でもう一度親族向けの披露宴を。どちらもこじんまりとなごやかな会食になって。

岐阜での会場は、『アルモニーテラッセホテル』内の料亭『松風庵』。長良川沿いの老舗料亭や、ホテルなど、

両親といくつか回った後でここを訪ねて、ほとんど悩まず決定。まだ新しいホテルは、天井も高くて開放的で。

人生最後の振袖を着る予定だったので、庭園などの落ち着いた和の雰囲気もぴったり。美容室や配送などの設備

も整っているし、ゲストにも私達にも優しい印象。勿論お料理も美味しくて。

結婚式当日は、教会近くのレストランで先輩や後輩、友人達とのパーティをして、白金の壺中庵にて親族向けの

披露宴を。実際はこの流れに決まるまでも色々と悩みはあったのですが（笑）、結果的にとても良かったな、と。

披露宴の時間が16時からだったので、パーティにいられるのは、

実際は1時間半もない。教会からできるだけ近い場所で、100人

以上のキャパシティがあるところ。それでいて、カジュアルな

ランチというかお茶会風なパーティに対応してもらえるところ。

教会の下のホール、カフェやレストランなど回って探して。

7000円で立食パーティ可のお店は近くにあったのものの、

それだと目的に合わない…。

ふと見つけた、駅前0分にある『トラットリア　バルダルノ』。

開放的で重厚な店内は、ウェディングパーティっぽいし！

早速相談をしたところ、予算をはじめ料理の構成から内容まで、

こちらの希望（というか要望）をできる限り聞いて下さって。

各々のテーブルも置かず、基本的に立食。お店の売りの石釜

焼きピッツアを始めとして、食べやすいように、他の食事も

基本的にピンチョス風にして頂いて。あと、ゲストの6割は

女性ということもあって、デザート類も豊富に。見た目も華

やかになるし。

今思うと、無理なお願いを聞いて頂けたように思います…。

お店の堀江さんには感謝、感謝なのです。しかも、お店を出る

時に、私達にピザをすこし包んで下さって。

本当にお世話になったこのお店、残念ながら閉店。JT系だった

んだけど、美味しいイタリアンがひしめくなかで、飲食業経営

は難しかったんでしょう…。その後、行こう行こうと思いつつ

一年後の結婚記念日に行ったところすでに閉まっていて。今は

野村証券に（涙）

1冊のウェディング雑誌の和式特集に載っていた『壺中庵』。

なんとなく良さそうだなと、近く開かれるウェディングフェアに

行ってみたのがちょうど前の年の初夏。二人で行ってみたら即気に入って。

その敷地内の日本庭園、雰囲気、「八芳園」の敷地にありながら

独立した料亭として建つそのたたずまい。（元来、壺中庵の建物

が八芳園の始まりだそう）遠藤周作氏によって名付けられたその

名称から、琴線に触れる触れる。

その帰り、満室になったらきっと後悔する、と白金台のドーナツ

プラントから電話して即予約。実は、親に報告をする前だったの

だけど、そこはまぁ報告してから決めた事にしておこうと…。

ということで、披露宴を見学に行った会場はひとつだけ。

あ、もうひとつ。横浜の崎陽軒のブライダルフェスタにも行きました。今だから白状すると、既に会場を決めた

後のヒヤカシ客でした…。ごめんなさい。

2500円の披露宴の試食ランチ付見学会は、中華とイタリアンが半分ずつ出て来るフルコース。シウマイの印象が

強い崎陽軒ですが、料理がとても美味しくて。しかも、飲み放題。ガンガンワイン空けてた隣の6人家族…。

気が引けるのでコマーシャルすると、崎陽軒での披露宴の名物は、『巨大シウマイ』入刀。

直径、高さ共に30cmはあろうかというほかほかのシウマイを切ると、中から小さなシウマイが

桃饅頭みたいにころころ。大盛り上がりすることうけあい。

おみやげにフリーチケットや卓上のお花も頂いて。元々崎陽軒には慣れ親しんでいる横浜育ち

の私ですが、そのホスピタリティにますますファンに。その後、崎陽軒では何度か食事を。と、

エクスキューズ（苦笑）。

あと、これも申し訳ないのだけど、チャペルの装飾やお花などの見学は参考になりました。

やはり色々と他も見てみると勉強になるのは確か。

その前日、地元の高校の同級生が開いてくれたお祝い会にお呼ばれ。岐阜での会は、

東京とは異なって、どうしても両親や友人にお任せすることが多かったのだけど、

それもまた楽しいひととき。

引出物は東京でお渡ししたものと同じものを、再注文＆再梱包。風呂敷包みの方は

中のメッセージ文も変えて、岐阜宛に配送してもらって。

今思うと、様々な方の協力があってからこそです。感謝。